農住組合が設立されると、さっそく▼組合規約(案)の作成▼会計・庶務及び文書の管理▼調査・測量・設計の業務計画・発注準備▼諸会議の開催・運営などの作業が発生してきます。
これらの作業をスムーズに運ぶためには、時間・費用・事務能力が必要とされ、多くの組合はこれらの作業をJAに委託しています。作業委託は、一般事務などに関する事務の委託と、工事の発注などに関する業務の委託に大別され、組合とJAとの間でそれぞれ委託契約書を取交わすのが一般的です。
なお業務の種類によっては、実施時期・業務委託料が特定できないことや、JAだけで完結できず、JA連合会(または専門業者)への再委託などが必要な場合もあり、業務の委託に関する基本契約書を組合とJAで結び、組合の業務の最終的な内容が決まった段階で個別に締結するのが一般的です。
これらの作業をJAに委託する際には、委託内容と委託費(専任担当者の配置・諸経費の一部負担)について事前によく協議してください。
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