貸借円滑化法を活用した新規就農 平成31年3月作成
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多様な協力を得ながら生産緑地の貸借による新規就農を実現

取組みの概要

<貸借円滑化法を活用とマッチング支援による新規就農>
 2018(平成30)年9月、生産緑地を対象とした「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」※が施行されたことにより、市街化区域内農地を貸りることが容易になった。

 この制度を活用して、2019(平成31)年3月、東京NEO・FARMERSのメンバー(20代・女性)が生まれ育った東京都日野市にて、生産緑地約1,100uを借りて独立することとなった。貸借の実現には、新規就農者仲間、東京都農業会議、自治体等の協力があった。貸借期間は30年間である。

 農園は水車小屋が残る向島用水親水路に面し、頭上を多摩都市モノレールが走っている他、保育園・小学校が近接するなど、景観的にも視認性が高い立地特性を有している。

 営農開始に当たっても、ボランティアグループ、農業者仲間や都市農業を応援する市民等の参加協力も得ながら農業用施設や圃場づくりの準備を進めた。ボランティアは東京の都市農業活動を応援する「東京縁農会」が呼びかけ、東京NEO・FARMERSのメンバーや、日野市内で農のあるくらしづくりに関わる市民他、東京・埼玉の若手農業者らの参加があった。

 今後、消費者(地域)とのつながりを重視した都市農業を営まれることをめざしている。
 
農園全景(奥に用水路とモノレール)


農園の脇を向島用水親水路が流れる
(右手が農園)



ボランティアメンバー
圃場・農業用施設づくり

取り組みの経緯

<新規就農および農地の確保に至るまで>
 生産緑地を借りて営農開始に至るまでに、以下のプロセスを経ている。

・農業法人(千葉県内)に就職
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・都市住民と触れ合う機会の多い都市部の農地での就農をめざす
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・東京都農業会議に相談、東京NEO・FARMERSメンバーとの交流
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・清瀬市の農家にてトマト栽培や販売について研修を受ける。
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・貸借円滑化法施行・・・都農業会議の協力を得ながら借りられる農地を模索(約50箇所。)
  ↓
・2019年2月中旬:日野市から都市農地貸借法の事業計画認定
  ↓
・2019年3月1日〜:生産緑地の貸借開始。援農ボランティアグループ東京縁農会等による圃場づくり
 都市農業の機能発揮
・新規就農者による都市農地の貸借円滑化法を活用した生産緑地の貸借の実現
・就農までの研修や貸借の実現、圃場づくりに際し、農業関係者、農業会議、ボランティアグループ等の協力を得ながら推進。


団体概要
 団体名 川名農園
活動地域 東京都日野市

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都市と農の共生
はじめに
事例紹介