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  • 都市と農の共生をめざして~都市農地センター

市民雇用・援農
担い手育成・食育・交流

援農市民養成講座「日野市農の学校」

  ・都市農業・農地の維持のために援農市民を養成

取組みの概要

日野市では、農業者の高齢化など担い手不足を補うため、市民が農業知識と技術を習得し、援農市民ボランティアとして活躍できるようにすることを目的に平成16年度に「農の学校」を開校。
都市化の中で、自然や農とのふれあいを求める市民も多く、援農活動が生まれている状況も踏まえ、市民がより高度な援農活動ができるように行われている。

■カリキュラム
1~12月を年度として、「講座による知識の習得」(月1回程度)と圃場での実習(土作り、道具の使い方、種まき、除草、間引き、収穫など。月2~5回程度)

■修了後のボランティア活動
受講生(20名)はカリキュラム修了後、援農ボランティア活動等を行う「NPO法人日野人・援農の会」に入会し、援農ボランティア団体の一員として、農家の下で活躍している(平成29年8月現在、212名の修了生、45農家へ約100名のボランティアが活動中)

開校式

講座

演習圃場

取り組みの経緯

1998(平成10)年 全国でいち早く「農業基本条例」を制定
    (農業振興計画で定める基本施策を条例で位置づけ)
2004(平成16)年 「第2次日野市農業振興計画・アクションプラン」策定
    (援農市民要請講座「農の学校」を位置づけ)
2005(平成17)年1月  「農の学校」開校。

耕作地確保・営農主体など

■講習会場
講座(座学)は、日野市立七ツ塚ファーマーズセンター(日野市新町5の20の1)で座学講習、圃場での実習実習圃場は農機具庫のある七ツ塚ファーマーズセンターから徒歩約5分の市内宅地化農地を市が使用貸借により確保。

■講師
指導は、日野市農業委員を主体にJA東京みなみ、各種農業団体の協力も得て、平成29年度は23名の農業関係者が交代で指導にあたっている(2018(平成30)年4月より26名体制)。

播種作業

収穫

都市農業の機能発揮

評価ポイント!

■マッチングシステム
援農受け入れ農家と援農市民の紹介・斡旋等のマッチングを円滑に行うため、市、JA、NPOの3者が「日野市援農ボランティア紹介斡旋調整事業に関する協定」を締結し、「援農ボランティア紹介斡旋事業委員会」を3ヶ月毎に開催し、調整している。

団体概要

実施主体日野市
活動地域東京都日野市
問い合わせ日野市役所 産業スポーツ部都市農業振興課
東京都日野市神明1の12の1 電話:042-514-8447
ホームページhttp://www.city.hino.lg.jp/sangyo/nogyo/gakko/1003550.html