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  • 都市と農の共生をめざして~都市農地センター

 「都市農地活用支援センター定期講演会2025『都市における農空間の創出」の申込受付を開始しました。

 本年度の定員は、会場参加が200人、オンライン参加が500人です。

 本講演会は、都市農地の関係者をはじめとして幅広い層の方に、都市における貴重な資源である農地の役割と利用・保全のあり方を考える契機としていただくため、毎年開催しているものです。

今年は、近年、元々農地でない空地や屋上等に菜園等の農空間が創出されることが多くなってきたことを踏まえ、これからの農のあるまちづくりの裾野を広げていく視点として「都市における農空間の創出」をテーマに開催します。

第1部では国土交通省、農林水産省より本テーマに関連する制度や事業の活用状況の紹介、第2部では基調講演として学識経験者より世界の潮流や日本における課題についてご講演いただきます。そして、第3部では実際にまちなかで農空間の創出に取り組まれている実践者も交えて、都市における農空間創出のこれからについて意見交換を行っていただきます。

 多数の皆さまのご参加をお待ちしております。


開催概要

■開催日時:2025年11月11日(火) 13:15~16:30(開場12:45)
■開催場所:東京ウィメンズプラザ ホール
     (東京都渋谷区神宮前5-53-67)(アクセス案内)(GoogleMap
■定 員 :来場200名・オンライン(zoomウェビナー)500名・申込先着順
■参加費用:無料
■講師及び講演テーマ

 次第 資料:comming soon

《第1部-情報提供》

〇国土交通省 都市局 都市計画課 都市機能誘導調整室 課長補佐 玉那覇 綾子氏
 → 資料:comming soon

〇農林水産省 農村振興局 農村計画課 都市農業室 課長補佐 野田洋稲 氏
 → 資料:comming soon

《第2部-講演会》 

〇講師:新保 奈緒美氏(東京大学空間情報科学研究センター 准教授)
「都市における農空間の創出に向けた世界的潮流と日本における課題」
 → 資料:comming soon

《第3部-パネルディスカッション》
「都市における農空間創出のコレカラ」 

<農空間創出に携わる実践者>
 たもんじ交流農園(東京都墨田区)       小川 剛 氏
 cotonなかせんば(大阪市中央区)       岡本 浩典 氏
 原宿はらっぱファーム(東京都渋谷区)   安西 美喜子 氏

<専門家>
  新保 奈緒美 氏(東京大学空間情報科学研究センター准教授)
  佐藤 啓二 氏(都市農地活用支援センター 前・常務理事)

講師・パネリストプロフィール

新保 奈穂美(しんぽ なおみ)
東京大学空間情報科学研究センター 准教授

さいたま市出身。

東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修を卒業後、東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻にて修士・博士号(環境学)を取得。筑波大学生命環境系助教・兵庫県立大学緑環境景観マネジメント研究科准教授等を経て、現職。緑地計画学を専門とし、コミュニティガーデンなど市民主導で低未利用地につくられる緑地の役割や管理運営方法、都市計画への位置づけを主に研究。日本のほか、欧州やオセアニアの諸都市をフィールドとする。主な著書に「まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用」(学芸出版社 刊)。

新保 奈穂美 SHIMPO, Naomi、PhD → https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/nshimpo

Pomsii(新保奈穂美)|note → https://note.com/pom_ug

まちを変える都市型農園 コミュニティを育む空き地活用|学芸出版社 → https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761528218/


小川 剛(おがわ つよし)

◎NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会副理事長・事務局
◎(中小企業診断士/江戸東京野菜コンシェルジュ)

もんじ交流農園との関係・役割:「たもんじ交流農園」の運営団体NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会 副理事長・事務局として活動。   

農園の創設・管理運営の他、江戸東京伝統野菜「寺島なす」の栽培、地域交流イベント等の企画・実施等を行っている。”たもんじ交流農園”をモデルケースに、緑の少ない墨田区に、空き地・公園・企業の遊休地を活用して、『里山的な農的空間』をつくる『すみ里(すみだを里地里山に)プロジェクト』を進めています。

まちなか農園プロジェクト「たもんじ交流農園」(東京都墨田区墨田5-30-19)

2017(H29)年、緑の少ない墨田区に、空地を活用して、持続的なまちと人との交流をめざす体験型の緑地帯「まちなか農園」を創設。
地域活動の場としてお寺が無償貸与してくれた駐車場跡地約200坪を活用。耕作地12区画の他、芝生・ウッドデッキ広場、ビオトープ等を設置。「伝統野菜寺島なす復活プロジェクト」他、様々な地域交流活動を行っている。
2022年、都市緑地法の「市民緑地」に認定される(墨田区初)。運営団体NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会も「みどり法人」(緑地保全・緑化推進法人)に指定される。


岡本 浩典(おかもと ひろのり)

辰野株式会社 不動産事業部 開発チーム 次長
不動産事業部開発チームにて「coton」を設置し、管理運営を担当。「責任者」

辰野株式会社が創業から90年を迎え、これまで事業の拠点として共に歩んだ中船場界隈において、「人と地球の共繁栄」をもたらすリジェネラティブな在り方を探究するまちづくりに社として取組むため、「農」と「食」をきっかけに人と自然、人と人との“えん”を紡ぎ、みなさんの暮らしに新たな出会いと次への一歩が生まれることを目指し、イベント参加者等を募りながらみんなで共につくり育てるコミュニティ農園として設置、活動している。

・辰野株式会社が大阪の都心部に位置する自社用地153㎡を活用して、2025(R7)年、みんなで共につくり育てるコミュニティ農園を開設。
・地域に住む方・働きに来ている方・観光に来ている方…等に「地域ミーテイング」のワークショップや専門家検討会を重ねながらプランづくりなどを実施中。

コミュニティ農園cotonなかせんば → https://coton-farm.com


安西 美喜子(あんざい きみこ)

◎NPO法人コンポスト東京 代表理事
◎原宿はらっぱファーム プロジェクトリーダー
◎(一財)都市農地活用支援センター アドバイザー
◎ダンスでコンポストを広める ザ☆コンポスターズメンバー

自然豊かな佐渡島での17年の暮らしや、ネイティブアメリカンからの学びを原点に、都市における循環型の暮らしを実践。
2025年は東京都渋谷区を拠点に都市型共創ファーム「原宿はらっぱファーム」の運営に注力。
NPO法人コンポスト東京では、コミュニティガーデンやコミュニティコンポストの普及に取り組んでいる。特に、未活用有機物を堆肥化し、地域で循環させるための「コミュニティコンポストマスター制度」の構築を進めている。
実践を通して、人と自然、人と人をつなぐ場づくりに取り組み、都市における新しい循環型コミュニティの可能性を広げている。

NPO法人コンポスト東京 → https://compost-tokyo.com/

都市型共創ファーム|原宿はらっぱファーム → https://haraharafarm.wixsite.com/home

Instagram(個人) → https://www.instagram.com/mikikos_indigo


お申し込み

参加希望の方は下記のいずれかよりお申し込みください。

※WEBサイトにアクセスできない場合は、e-mail または faxにて「会場に来場」または「オンライン視聴」の別を明記し、氏名・所属・住所・e-mail・tel を記載の上、下記連絡先宛に送信ください。

主催:一般財団法人 都市農地活用支援センター
後援:国土交通省、農林水産省、全国農業協同組合中央会、定期借地権推進協議会

  一般財団法人都市農地活用支援センター
  e-mail:moushikomi@tosinouti.or.jp
  TEL:03-5823-4830
  FAX:03-5823-4831

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